ローヤルゼリーの使用を控えるべきケース

ローヤルゼリーには高い健康効果と美容効果がありますが、すべての人に適しているわけではありません。ローヤルゼリーの摂取によって身体に悪影響が及ぶ場合があるほか、安全性が確認されていないため摂取を控えるべきとされているケースもあります。

アレルギー体質の人

ローヤルゼリーが原因で、アレルギー症状が起こる場合があります。アレルギー体質の人はローヤルゼリーによるアレルギーも起こりやすいため、特に注意が必要です。

・喘息やアトピー性皮膚炎の患者は摂取すべきでない
喘息やアトピー性皮膚炎の患者が、ローヤルゼリーを摂取して重いアレルギー症状を起こしたケースが多数報告されています。そのため、喘息やアトピー性皮膚炎の患者は、ローヤルゼリーの使用を控えるべきとされています。

・アレルギーに十分な注意が必要
喘息やアトピー性皮膚炎以外のアレルギー症状がある人も、リスクを避けるために事前に医師に相談して、問題がないことを確認してから摂取するようにしてください。

また、アレルギー体質以外の人も、摂取を始める際には身体の調子をみながら少量ずつ摂取するようにしましょう。いちどに大量に摂取してしまうと、万が一アレルギー症状が起こった場合に症状が重くなってしまいます。

もし皮膚のかゆみや胃腸の不調、呼吸器の不調などのアレルギー症状が起こった場合は、すぐに摂取を中断して、医師の診察を受けるようにしてください。

妊娠中・授乳中

妊娠中や授乳中の人は、ローヤルゼリーの使用を控えるべきとされています。
使用を控えるべきといっても、妊娠中・授乳中の身体や胎児に悪影響のあるローヤルゼリーの成分が発見されたわけではありません。妊娠中・授乳中の母体や胎児に与える影響は倫理上の問題から実験で調べることができず、安全性を確認できる十分なデータがないためです。

また、妊娠中や授乳中に体調が悪化すると子供に大きな悪影響が及ぶため、体調悪化のリスクを極力避ける必要があります。ローヤルゼリーにはアレルギーの危険性があるため、摂取を控えるのが無難です。
妊娠前にローヤルゼリーを摂取していたとしても、妊娠中や授乳中は体質が変わりやすいため、アレルギーが起こる可能性はゼロとはいえません。
リスクを極力避けるために、妊娠中や授乳中はローヤルゼリーの摂取を控えるようにしましょう。

1歳未満の乳児

1歳未満の乳児に対してローヤルゼリーを与えてはいけません。
ローヤルゼリーにはボツリヌス菌が含まれている可能性があり、1歳未満の乳児に与えると乳児ボツリヌス症を発症して死に至る場合があります。

・1歳未満の乳児は乳児ボツリヌス症の危険がある
乳児ボツリヌス症は、ボツリヌス菌を含んだ食べ物を乳児が摂取した場合に起こります。
抵抗力の高い大人はボツリヌス菌を摂取しても問題ありませんが、抵抗力の弱い乳児が摂取すると、腸内でボツリヌス菌が繁殖して毒素を放出します。その結果、四肢の麻痺や呼吸器の麻痺が起こり、場合によっては死に至ります。

・ローヤルゼリーにもボツリヌス菌が含まれている可能性がある
ボツリヌス菌が含まれている食品としてハチミツが有名ですが、同じミツバチ産品であるローヤルゼリーにもボツリヌス菌が含まれている可能性があります。
1歳未満の乳児にローヤルゼリーを与えてはいけません。

薬を服用中の場合は医師に相談

ローヤルゼリーが医薬品と相互作用を起こす場合があります。そのため、病気の治療などで薬を服用している場合は、ローヤルゼリーの摂取について事前に医師に相談するようにしてください。

例えば、ローヤルゼリーには高い血行促進効果があるため、血液を固まりにくくする薬と併用すると出血時に血が止まりにくくなる可能性があります。
また、ローヤルゼリーには女性ホルモンのエストロゲンの働きを補助する成分が含まれています。そのため、乳がんや子宮がんなどの女性ホルモンに関係する病気の治療に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。

これら以外にも、ローヤルゼリーが薬と相互作用を起こす場合があります。
薬を服用している場合は、相互作用による身体への悪影響を防ぐために、事前に医師に相談するようにしましょう。

まとめ

ローヤルゼリーには高い効果がありますが、すべての人に適しているわけではなく、使用を控えるべきケースがあります。
喘息やアトピー性皮膚炎の患者は使用を避けるべきとされているほか、1歳未満の乳児への使用も厳禁です。妊娠中や授乳中も、リスクを避ける意味から使用を控えるべきとされています。
また、アレルギー体質の人や薬を服用中の人は、体調悪化や薬との相互作用を避けるために、摂取前に医師に相談するようにしてください。

使用を控えるべきケースを知ったうえで安全にローヤルゼリーを使用し、健康と美容に役立てることをおすすめします。