ローヤルゼリーとプロポリスの違いは何?

ローヤルゼリーとプロポリスは、ともにミツバチがつくりだす物質です。また、両者とも効果の高い健康食品として人気を集めています。
違いが分かりにくいですが、ミツバチが両者をつくるそもそもの目的が異なり、成分・効果・味・匂いなどにも大きな違いがあります。

ローヤルゼリーとプロポリス

ローヤルゼリーは、ミツバチの女王蜂専用の食料です。働き蜂が花粉やハチミツを食べて体内で合成し、ローヤルゼリーを生産します。ローヤルゼリーを食べた幼虫は、体の大きさが働き蜂の2-3倍、寿命が30-40倍もある女王蜂に成長します。

それに対してプロポリスは、セイヨウミツバチが巣の周囲の植物から樹脂や樹液を集めて、巣を病原菌やウイルスから守るためにつくる物質です。プロポリスには強い殺菌・抗菌作用があり、「天然の抗生物質」と呼ばれています。

ローヤルゼリーとプロポリスの違い

ローヤルゼリーとプロポリスには、外見・味・成分・効果にも大きな違いがあります。

外見

ローヤルゼリーとプロポリスは見た目から違います。
ローヤルゼリーは、乳白色をしたクリーム状の物質です。
それに対してプロポリスは粘り気のある固形物で、材料となる植物によって茶褐色・緑褐色・暗褐色・赤褐色などの種類があります。

なお、固形物であるプロポリスは、そのままでは摂取に適していません。プロポリスは、アルコールなどを使って成分を抽出したものが製品化されています。

味・匂い

ローヤルゼリーとプロポリスには、ともに独特な風味があります。

ローヤルゼリーには、発酵食品のような強い酸味があり、口に含むとピリッとした刺激があります。採取した後のわずかな間だけは乳のような香りもありますが、時間が経つと酸味を感じさせる匂いが強くなります。
こうしたローヤルゼリーの風味は、有効成分のデセン酸によるものです。

プロポリスには強い辛味と苦味があり、こちらも口に含むとピリピリとした刺激があります。また、樹脂成分が多いため、松ヤニのような匂いもあります。
こうしたプロポリスの風味は、有効成分のフラボノイドなどによるものです。

ローヤルゼリーとプロポリスの風味には大きな違いがありますが、両者とも美味しいものではありません。同じミツバチ産品のハチミツを想像して摂取すると、その味の違いに驚くことでしょう。

成分

・ローヤルゼリーの成分
ローヤルゼリーは、約65%の水分・約14%のタンパク質やアミノ酸・約14%の糖質・約3%の脂質・約4%のその他成分(ビタミンなど)で構成されています。
ローヤルゼリーの有効成分としては、19種類以上のアミノ酸・9種類のビタミン・8種類のミネラルのほか、特有成分のデセン酸や、ホルモンに似た働きをする類パロチンなどが挙げられます。
5大栄養素といわれるタンパク質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂取できるため、スーパーフードとも呼ばれています。

・プロポリスの成分
プロポリスは、約55%の樹脂成分、約30%のワックス、約10%の油性物質、約5%の花粉で構成されており、微量なものを含めると300種類以上の成分が含まれています。
プロポリスの特徴的な有効成分には、アルテピリンCやp-クマル酸などの桂皮酸誘導体やフラボノイドなどが挙げられます。こうした成分には強い殺菌・抗菌作用や、活性酸素を中和する抗酸化作用があり、身体の健康と美容にとても効果的です。

効果

ローヤルゼリーとプロポリスは成分が異なりますが、ともに高い健康効果や美容効果があります。

・ローヤルゼリーの効果
研究などで確認されているローヤルゼリーの代表的な効果には、以下のようなものがあります。

・免疫力の向上
・生活習慣病の予防
・血行促進
・筋肉増加
・骨粗しょう症の予防
・精神不安の改善
・美肌効果
・美しい髪をつくる効果

・プロポリスの効果
プロポリスにも、多くの健康効果や美容効果があることが確認されています。
プロポリスの代表的な効果としては、以下が挙げられます。

・殺菌作用
・抗酸化作用
・生活習慣病の予防
・アレルギー症状の緩和
・血行促進
・免疫力の向上
・ストレス軽減効果
・腸内環境の改善
・美肌効果
・美しい髪をつくる効果

ローヤルゼリーとプロポリスは相性が良い

ローヤルゼリーとプロポリスは、相性の良い健康食品としても知られています。
両者には共通する効果がありますが、その効果は異なる成分によるものであり、一緒に摂取すると効果がより一層高まります。また、互いに不足している効果を補うこともできます。
そのため、両者を一緒に配合したサプリメントなどが数多く販売されています。

高い健康効果と美容効果があるローヤルゼリーとプロポリスを、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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