ローヤルゼリーを摂取する際の注意点

ローヤルゼリーを摂取する際には、いくつかの注意点があります。
ローヤルゼリーは安全性の高い健康食品ですが、稀に健康に悪影響を及ぼす場合があります。また、成分を有効利用するためには、飲み方にも注意が必要です。

アレルギーに注意

ローヤルゼリーが原因で、稀にアレルギーが起こる場合があります。

・ローヤルゼリーのタンパク質がアレルギーの原因になる
アレルギーは、身体の免疫機能が特定の物質に過剰反応することで発症し、その原因物質のほとんどがタンパク質です。ローヤルゼリーにはタンパク質が豊富に含まれており、ローヤルゼリー特有のタンパク質であるアピシンなどがアレルギーの原因になることが、研究で確認されています。

・アレルギー体質の人は摂取に注意
アレルギー体質の人はローヤルゼリーアレルギーを発症しやすく、特に注意が必要です。喘息やアトピー性皮膚炎の患者は、ローヤルゼリーの摂取を避けるべきとされています。
何らかのアレルギー症状がある人は、ローヤルゼリーを摂取する前に医師に相談するようにしてください。

アレルギー症状がない人も、急な体調悪化を避けるために、最初は少量ずつ摂取しましょう。
皮膚のかゆみ・呼吸器や胃腸の不調・鼻炎症状などのアレルギー反応が起こった場合はすぐに摂取を中止して、医師の診察を受けてください。

医薬品と相互作用を起こす場合がある

ローヤルゼリーには40種類以上の成分が含まれており、その成分が医薬品と相互作用を起こす場合があります。

例えば、ローヤルゼリーには血行促進作用があるため、血液を固まりにくくする薬と併用すると効果を過度に強めてしまい、出血時に血が止まりにくくなる恐れがあります。
また、ローヤルゼリー特有の成分であるデセン酸には女性ホルモンの働きを補助する作用があり、女性ホルモンが影響する乳がんや子宮がんなどの治療に影響する可能性が指摘されています。

病気の治療などで薬を服用している場合は、ローヤルゼリーを摂取する前に必ず医師に相談するようにしてください。

ローヤルゼリーを使用すべきでない場合

ローヤルゼリーは幅広い年齢層に効果的ですが、使用すべきでない場合もあります。

乳児

ローヤルゼリーは、1歳未満の乳児に与えてはいけません。
ローヤルゼリーにはボツリヌス菌が含まれている可能性があります。

ボツリヌス菌は腸内で毒素を発生させる菌です。抵抗力の高い大人は摂取しても問題ありませんが、腸内環境が整っていない乳児が摂取すると、菌が増殖して乳児ボツリヌス症が起こります。その結果、毒素によって四肢の麻痺が起こり、死に至る場合もあります。

ボツリヌス菌はハチミツに含まれていることで有名ですが、同じミツバチ産品であるローヤルゼリーに含まれている可能性も否定できません。
ローヤルゼリーを1歳未満の乳児に与えるのは厳禁です。

妊娠中・授乳中

妊娠中や授乳中のローヤルゼリーの使用も控えるべきとされています。

使用を控えるべきとはいっても、胎児・乳児・母体に対して悪影響のあるローヤルゼリーの成分が確認されたわけではありません。使用を控える理由は、安全性を確認できるデータが不十分なためです。

妊婦や乳児に対する影響を調べる実験は、倫理上の問題から不可能です。
また、妊娠中や授乳中は体質の変化が起こりやすく、アレルギー症状が起きた場合の悪影響も通常より大きくなります。
母体の体調悪化や、胎児・乳児への悪影響のリスクを避けるために、妊娠中・授乳中のローヤルゼリーの使用は控えましょう。

ローヤルゼリーの飲み方の注意点

ローヤルゼリーの成分を有効利用するためには、飲み方にも注意が必要です。

・熱い飲み物に混ぜない
ローヤルゼリーには、熱で変性しやすいタンパク質が含まれています。そのため、熱い飲み物に混ぜてしまうとローヤルゼリーの効果が弱まる場合があります。
例えば、高温で保存したローヤルゼリーは疲労回復効果が弱まることが確認されています。

・お茶やコーヒーと一緒に飲まない
お茶やコーヒーには、ポリフェノールの一種であるタンニンやカテキンが含まれています。これらには鉄分の吸収を阻害する作用があり、一緒に摂取するとローヤルゼリーの鉄分が有効利用されにくくなります。

まとめ

ローヤルゼリーを摂取する際には、いくつか注意すべき点があります。
アレルギー体質の人や薬を服用している人は、摂取前に医師に相談するようにしましょう。
また、1歳未満の乳児への使用は厳禁であり、妊娠中や授乳中の使用も避けるべきとされています。
さらに、ローヤルゼリーの成分を有効利用するためには、飲み方にも注意が必要です。

ローヤルゼリーは高い効果をもつ健康食品です。これらの注意点を守りつつ、ローヤルゼリーを健康と美容に役立ててみることをおすすめします。