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ローヤルゼリーはどんな味?

ローヤルゼリーはハチミツと同じくミツバチによってつくられるため、ハチミツのような甘い味だと思っている人も多くいます。しかし、ローヤルゼリーとハチミツは成分が全く異なり、味にも大きな違いがあります。ローヤルゼリーには独特の酸味があり、決して美味しいとはいえない味をしています。

ローヤルゼリーはハチミツとは全く違う

ローヤルゼリーは、ミツバチの女王蜂専用の食料です。蜂の食料といえばハチミツが思い浮かびますが、ローヤルゼリーとハチミツは成分が全く異なります。

ハチミツは、約80%の糖分と約20%の水分でできており、強い甘味があります。
それに対してローヤルゼリーは、水分約65%、タンパク質約14%、糖質約14%、脂質その他7%で構成されています。ローヤルゼリーの糖分はハチミツを比べて極端に少なく、ほかの成分の味によって甘味はほとんど感じられません。
また、見た目もハチミツが透明感のある淡黄色や黄金色なのに対して、ローヤルゼリーは白いクリーム状です。

ローヤルゼリーには独特の酸味と匂いがある

ローヤルゼリーには発酵食品のような独特の強い酸味があり、口に含むとピリッとした刺激があります。残念ながら、ローヤルゼリーは美味しいものではありません。
また、採取した後のわずかな間だけは乳のような香りがありますが、次第に発酵したような匂いが強くなります。

ミツバチの巣から採取して72時間以内に瓶詰めしたものは、生ローヤルゼリーと呼ばれます。加工されていない生ローヤルゼリーは有効成分を効率的に摂取できますが、独特な味と匂いが強い製品でもあります。

ローヤルゼリーの酸味は有効成分によるもの

こうしたローヤルゼリーの酸味や匂いは、ローヤルゼリー特有の成分である「デセン酸」によるものです。デセン酸には多くの健康効果や美容効果があり、ローヤルゼリーの効果の中心となる成分です。
「良薬口に苦し」といいますが、ローヤルゼリーの独特の酸味はその代表例といえます。

乾燥ローヤルゼリー・調整ローヤルゼリーは飲みやすい

・ローヤルゼリーは3種類に分類される
日本では、ローヤルゼリーが生ローヤルゼリー・乾燥ローヤルゼリー・調整ローヤルゼリーの3つに分類されています。
乾燥ローヤルゼリーは、生ローヤルゼリーを凍結乾燥などによって乾燥させたものです。
また、調整ローヤルゼリーは、生や乾燥させたローヤルゼリーに乳糖やハチミツなどの添加物を加えて成分を調整したものです。錠剤やカプセル状のサプリメントなどがこれにあてはまります。

・味が気になる場合は粉末やサプリメントもおすすめ
乾燥ローヤルゼリーは粉末状になっており、独特の酸味が緩和されて飲みやすくなっています。そのまま粉末を水で飲む方法のほか、飲み物やヨーグルトなどに混ぜる摂取方法も一般的です。
また、調整ローヤルゼリーのサプリメントは、味を気にする必要がなく手軽に摂取できます。
生ローヤルゼリーの味が苦手な場合は、飲みやすい乾燥ローヤルゼリーや調整ローヤルゼリーを選ぶのもおすすめです。

生ローヤルゼリーの飲み方

生ローヤルゼリーは加工されておらず、有効成分を効率的に摂取できます。
生ローヤルゼリーには独特の酸味や匂いがありますが、その風味を緩和する工夫をして摂取を続けている人が多くいます。

・そのまま口に入れるのが基本
ローヤルゼリーは、スプーンですくったものをそのまま口に入れて、ゆっくりと飲み込む方法が基本的な飲み方です。しかし、この方法では独特の風味を強く感じてしまいます。

・乳製品に混ぜる
ローヤルゼリーは乳製品と相性がよく、牛乳やヨーグルト、乳酸菌飲料に混ぜて飲むと風味がほとんど気にならなくなります。

・ハチミツに混ぜる
同じミツバチ産品であるハチミツと一緒に飲む方法も人気があります。ハチミツの甘味は、ローヤルゼリーの酸味を緩和して飲みやすくしてくれます。そのまま混ぜる方法のほか、両方を水に溶かして飲む方法もおすすめです。

・味の濃い飲み物に混ぜる
ジュースなどの味の濃い飲み物に混ぜる飲み方も一般的です。
ただし、お茶やコーヒーに混ぜるのは控えましょう。お茶やコーヒーにはカテキンやタンニンが含まれており、ローヤルゼリーの成分の吸収が阻害されてしまいます。

まとめ

ローヤルゼリーには、発酵食品のような強い酸味や独特の匂いがあります。生ローヤルゼリーはそうした風味が強いため、飲みやすくする工夫して摂取している人が多くいます。味が気になる場合は、飲みやすい乾燥ローヤルゼリーやサプリメントを選ぶのもおすすめです。
飲みにくさを緩和しつつ摂取を継続して、ローヤルゼリーを健康と美容に役立ててみることをおすすめします。