生ローヤルゼリーってどんなもの?
生ローヤルゼリーは、加工されていない生の状態のローヤルゼリーです。
ローヤルゼリーにはミツバチの女王蜂をつくる豊富な栄養素が含まれています。生ローヤルゼリーはそうした栄養素を新鮮なうちに摂取できるため、高い効果が期待できます。
生ローヤルゼリーは未加工のローヤルゼリー
- ・ローヤルゼリーそのものを摂取できる
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ローヤルゼリーには、生ローヤルゼリー・乾燥加工を施した乾燥ローヤルゼリー・添加物を加えた調整ローヤルゼリーの3つのタイプがあります。
生ローヤルゼリーは、採取したローヤルゼリーから不純物を取り除いただけの、未加工のローヤルゼリーです。生ローヤルゼリーは加工されておらず、ほかの成分も加えられていないため、ローヤルゼリーの栄養素をそのまま摂取することができます。
- ・ローヤルゼリーは女王蜂の生命力の源
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ローヤルゼリーは、ミツバチの女王蜂専用の食料です。女王蜂になる幼虫と女王蜂だけが、生涯にわたってローヤルゼリーを食べ続けます。
卵や孵化したばかりの段階では、働き蜂と女王蜂の間に違いはありません。しかし、ローヤルゼリーを食べ続けた幼虫は、身体の大きさが働き蜂の2-3倍、寿命が30-40倍もある女王蜂に成長します。また、働き蜂は卵を産みませんが、女王蜂は毎日1,500個もの卵を産み続けます。
生ローヤルゼリーは、そうした女王蜂の高い生命力を生み出すローヤルゼリーを、女王蜂が利用しているのに最も近い形で摂取できます。
取引規約で鮮度と有効成分の基準が定められている
・生ローヤルゼリーは鮮度が高い
日本の業界団体である「(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会」の規約では、生ローヤルゼリーとして販売できるのは、働き蜂が貯め始めてから72時間以内に採取したものと定められています。
また、採取された生ローヤルゼリーは温度管理が厳重に行われており、とても新鮮です。
ローヤルゼリーには熱に弱い成分が含まれており、鮮度が悪化すると効果も低下します。
生ローヤルゼリーは新鮮なものだけが販売されており、高い効果が期待できます。
・デセン酸の含有量の基準がある
生ローヤルゼリーに関する日本の業界団体の規約では、デセン酸の含有量が1.40%以上であることが求められています。
デセン酸はローヤルゼリーの中心となる成分で、多くの健康効果と美容効果があります。
流通している生ローヤルゼリーにはデセン酸が一定量以上含まれていることが、規約によって保証されています。そのため、高い効果が期待できます。
独特の風味がある
生ローヤルゼリーは口に含むとピリピリとした刺激があり、独特の酸味と匂いもあります。残念ながら、生ローヤルゼリーはあまり美味しいものではありません。
こうした風味が苦手な場合は、味の強い飲み物に混ぜるなどの工夫をするか、味が気にならないサプリメントなどを利用することをおすすめします。
生ローヤルゼリーの摂取方法
生ローヤルゼリーの基本的な摂取方法は、スプーンですくって口に入れ、溶かしながらゆっくり飲み込む方法です。しかし、この方法では独特の風味が強く感じられてしまい、飲みにくいという人もいます。
そのため、以下のような摂取方法も一般的です。
・牛乳やヨーグルトなどの乳製品に混ぜる
・ジュースなどの味の濃い飲み物に混ぜる
・ハチミツなどの甘味を加える
・凍らせたまま食べる
なお、生ローヤルゼリーは熱に弱いため、熱い飲み物に混ぜるのは控えましょう。
また、金属に触れると酸化しやすくなるため、金属製ではなくプラスチック製のスプーンを使うのがおすすめです。
生ローヤルゼリーの価格は高め
生ローヤルゼリーは鮮度が重要であり、保存や輸送にコストがかかります。そのため、ほかのタイプに比べて価格が高めです。
特に国産品の生ローヤルゼリーは希少で、100gで2万円以上する製品もあります。
生ローヤルゼリーの保存方法
生ローヤルゼリーは常温での保存に適しておらず、冷蔵庫か冷凍庫で保存します。
長期間保存すると鮮度が下がってしまうため、冷蔵の場合は3ヶ月程度、冷凍の場合は1年程度で消費するのが目安とされています。
生ローヤルゼリーを購入する際は、短期間で消費できるよう小さめなサイズの製品を選ぶことをおすすめします。
まとめ
生ローヤルゼリーは、巣から採取したローヤルゼリーそのものです。
生ローヤルゼリーは新鮮なローヤルゼリーをそのまま摂取できるため、高い効果が期待できます。その一方で価格は高めで、保存方法にも気を配る必要があります。また、独特の風味があることも頭に入れておきましょう。
新鮮な生ローヤルゼリーは、ローヤルゼリーの高い効果を得るには最適です。生ローヤルゼリーを毎日の生活に取り入れて、健康と美容に役立ててみることをおすすめします。