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ローヤルゼリーは何からできている?

ローヤルゼリーは、高い健康効果や美容効果をもつ健康食品として人気を集めています。ローヤルゼリーがミツバチによって生産されることは有名ですが、その原料については知らない人も多いのではないでしょうか。
ローヤルゼリーは何を原料として、どうやってつくられているのでしょうか。

ローヤルゼリーは花粉が主原料

ローヤルゼリーは、花粉とハチミツを原料としてつくられます。
若い働き蜂が花粉とハチミツを食べて体内で分解・再合成し、下顎の下咽頭腺(かいんとうせん)や上顎の大腮腺(だいさいせん)からローヤルゼリーを分泌します。

ローヤルゼリーには、アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれています。これらは主に花粉由来の成分です。ハチミツに多く含まれる糖質は、ローヤルゼリーにはそれほど含まれていません。

ローヤルゼリーはミツバチの女王蜂専用の食料であり、一般の成虫や幼虫はローヤルゼリーを食べません。ローヤルゼリーを与えられたメスの幼虫は、体の大きさが働き蜂の2-3倍、寿命が30-40倍もある女王蜂に成長します。

ローヤルゼリーの成分

花粉を主原料としてつくられるローヤルゼリーには、豊富な成分が含まれています。ローヤルゼリーの有効成分としては、19種類以上のアミノ酸・9種類のビタミン・8種類のミネラルのほか、特有成分の類パロチンやデセン酸が挙げられます。
5大栄養素と呼ばれる糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルがバランス良く含まれていることから、スーパーフードとも呼ばれます。

原料となる花粉には豊富な栄養素が含まれている

ローヤルゼリーの豊富な成分は、主に原料である花粉由来のものです。花粉には数多くの栄養素が含まれており、健康食品としても利用されています。ローヤルゼリーは、その花粉をミツバチが分解・再合成したものであり、花粉の栄養素が吸収しやすくなっています。

・働き蜂が花粉を採取する
働き蜂は、ハチミツの原料となる花の蜜を採取する仕事のほかに、花粉を集める仕事も担っています。働き蜂は花粉を丸めてペレット状にし、巣に持ち帰ります。このペレット状の花粉は「花粉荷」や「ビーポーレン」と呼ばれます。

巣に持ち帰った花粉荷は、花の蜜や蜂の分泌物と混合された状態で保管されます。温度の高い巣の中で乳酸菌などによる発酵が起き、花粉荷は「蜂パン」や「ビーブレッド」と呼ばれる発酵物に変化します。

・花粉荷は栄養素をバランス良く含む
花粉荷や蜂パンには、アミノ酸・脂質・糖質・ミネラル・ビタミンがバランス良く含まれています。
働き蜂は栄養価の高い花粉荷や蜂パンを摂取することで、その成分を体内で分解・再合成し、豊富な栄養素を含むローヤルゼリーを生成します。

・ローヤルゼリーは成分が吸収しやすくなっている
花粉荷には豊富な栄養素が含まれており、それ自体が健康食品として利用されています。花粉荷の研究も行われており、美肌効果や老化を抑制する効果などが確認されています。
しかし、花粉の細胞壁は非常に硬く、消化しにくいという問題点があります。人間がそのまま摂取しても効率的に消化・吸収されず、豊富な栄養素が無駄になってしまいます。

ローヤルゼリーは、働き蜂によって花粉の成分が分解・再合成された物質です。そのため、栄養素が消化・吸収されやすい形に変換されています。
ローヤルゼリーは、花粉荷の成分を効率的に吸収できる優れた健康食品です。

働き蜂の分泌物も重要

ローヤルゼリーには花粉やハチミツの成分だけでなく、働き蜂の分泌物も含まれています。そうした分泌物も、ローヤルゼリーの効果に欠かせないものです。

ローヤルゼリーは、働き蜂が花粉やハチミツを分解・再合成して、体の分泌腺から分泌する物質です。そのため、働き蜂が分泌するホルモンも混ざっています。「類パロチン」は働き蜂が分泌するホルモンで、人間の唾液腺ホルモンであるパロチンによく似た生理作用をもつ物質です。

パロチンは成長ホルモンの一種で、「若返りホルモン」とも呼ばれます。パロチンには新陳代謝を活発にする作用があり、肌・筋肉・内臓・骨・血管などの身体の組織の老化を抑制します。パロチンは健康や美容に対する高い効果がありますが、20歳を過ぎた頃から分泌量が減少してしまいます。
ローヤルゼリーは、類パロチンによってパロチンの作用を補い、身体を若く健康な状態に保ちます。

まとめ

ローヤルゼリーは、働き蜂が花粉やハチミツを体内で分解・再合成してつくりだす物質です。ローヤルゼリーには豊富な栄養素が含まれており、その多くは花粉由来のものです。また、働き蜂の分泌物も含まれており、ローヤルゼリーの効果を高めています。
健康や美容に効果的な数多くの成分を含むローヤルゼリーを、毎日の生活に取り入れてみることをおすすめします。